秘密兵器

 突如現れた恵梨さんの超戦闘力にあたしも含めてその場にいた皆が呆然と見守っていた・・・・
っと言うか詩織さんと神楽さんは混乱しているって言った方がいいのかな?

 何せ、素手で妖魔を殴る女子高生と言うのは初めて見るだろうから・・・・いや、女子高生に限らず
素手で妖魔を倒している所なんてあたしでさえ、恵梨さんしか見たこと無い・・・・
 まあ、この原因は神楽さんの一言がキッカケなんだが・・・当の本人が一番混乱しているみたいだった。

沙希「ああーん、もう!神楽さん!何やってるんですかー!!ビデオ!ビデオ!!」

神楽「えっ!あっ・・はいっ!!」

沙希「恵梨さん!あの必殺技の名前はブロークンファントムですー。」
   「もうっ!間違っちゃダメですー!」

恵梨「にゃは、ごめーん、名前忘れちゃって、ごめんして。」「よっと」

・・・恵梨さんこの状況でそんな会話をしながら妖魔の相手が出来るなんて・・あなたって人は・・・

 しかし、その瞬間一匹の妖魔が沙希ちゃんに向かって襲い掛かる!!
しまったっ!!

麗奈[沙希ちゃんっ!!!」

沙希「ふわあっ!!!!」

沙希ちゃんはその場に尻餅を着く、そこに妖魔が襲い掛かろうとした瞬間!

パアーン!!パーン!!

 

 
 

 沙希ちゃんは腰のポーチから一丁の拳銃・・・っと言ってエアーガンなんだけどね。
そのエアーガンで妖魔を撃つ、

妖魔「うがあっ!!」

 エアーガンの直撃を受けて妖魔がたじろぐ・・・・勿論普通のBB弾なんて妖魔の厚い皮膚に効くわけは無い
もしそうなら、詩織さんも苦労はしない、警察も特殊な弾丸を使用しているのだから、
 勿論沙希ちゃんの撃った弾も普通の物ではない、
ペイント弾と呼ばれる当たると中の液体が飛び散る弾丸、その中身が問題!
 この特殊弾丸、カラーインクの代わりに「聖水」が入っている特別製、
コレならば、低級の妖魔にも多少の効果はあるのだ、

 ちなみにこの「特殊聖水弾」詩織さんも特警で採用しようと思っているらしい。
それについて沙希ちゃんは特許を取って印税生活を計画しているとか・・・・

っとそれはさておき!

麗奈[雷神符っ!!!」

 沙希ちゃんの目の前の妖魔は消滅する。

詩織「沙希!」

神楽「沙希ちゃん、大丈夫かい?」

沙希「ああーん神楽さーん、そんな事よりビデオをちゃんと回してくださいー!!」

神楽「えっ!あっ・・はいっ!!」

 沙希ちゃん・・・・あんたって娘は・・・・・