依頼

詩織「そうか、二人は知り合いか、それじゃー話は早いな。」
   「今日の依頼はこの娘だ。」

麗奈「は、はあ・・・」

うーんこんな偶然というのも有る物なんだ・・・正直驚き、詩織さんからの仕事の依頼の相手がまさか昨日知り合った恵梨さんとはね・・・世間は狭い!っというべきなのかな・・

麗奈「っで一体どんな怪現象が?

詩織「いや、怪現象とかじゃないんだ・・・・その・・」
   「退魔師の仕事に興味があるらしくてな・・・それで、ちょっと職場見学みたいな物だな。」

麗奈「は、はあっ??

恵梨「うーん、まさか麗奈ちゃんが退魔師だったとはねー。」

麗奈「えっ、あー、まあ・・・一応・・

詩織「安心しろ、こう見えても麗奈は退魔師の家系に生まれて小さい時から英才教育を受けてきた」
   「退魔師のサラブレットだ。」

恵梨「すっごーい!!そーなんだ麗奈ちゃん。」

麗奈「いや、そんなに凄くないです・・

神楽「いや、そんな事ないよ、麗奈ちゃんの腕は僕が保証するよ。」

詩織「お前に保証されてもうれしくないだろ。」

神楽「そんな、神代先輩。」

そうそう、紹介しておくとこの男の人は「神楽 悠馬(かぐら ゆうま)」さん
 警視庁妖魔特別捜査課所属の刑事で詩織の後輩。その手の事件で何度か合っているけど、
いつも詩織さんに良いように使われてるような気が・・・・・

詩織「まあ、そう言う訳で、一つ頼まれてくれ。」

麗奈「でも、良いんですか?一般人にそんな事、退魔行の見学なんて・・・

詩織「まあ、そうなんだが・・・・こっちにも色々と事情があってな・・・・・」

麗奈「事情??

詩織「・・・その・・コイツ・・恵梨の姉貴とはちょっとした友人でな・・・」
   「それで・・・まあー色々とあるんだ・・・あたしにも・・・」

神楽「あっ、ひょっとして弱味握られてる・痛っ!!!」

詩織さんの肘が見事に決また・・・口は災いの元・・・・うーん確信に触れたのね・・・

麗奈「判りました。それで何をすれば良いんですか?

 
 

詩織「うむ、ここから少しいった所に建設途中のビルがってな、」
   「まあ、建設中に怪現象が起こると言うんで今は作業は中断されたまま放棄されてるんだ」
   「目撃者の話だと妖魔絡みらしいんだ。」

麗奈「それを退治しろと、
   「でも恵梨さんに危険が及びませんか?」

詩織「いや、その点は大丈夫だ、調査によれば、妖魔自体は大した事の無い小物だ」
   「レベルEクラスらしいから、お前なら片手で片付く。」

恵梨「えっ何々、あたし、もーっと強い妖魔でも良いよ。」

麗奈「恵梨さん・・・・・

詩織「恵梨、本当はこんな事絶対認められないんだ・・・今回は特別なんだぞ」

麗奈「そうですよ、危険な目に会うかも知れないんですよ。

楽「大丈夫!僕が二人を護りますから!。」

恵梨「おおっ!かっこいい!家具屋さん!」

神楽「神楽なんだけど・・・。」

詩織「護ってもらうの間違いだろ、お前の場合。」

神楽「そんな、僕だってですね・・・」

神楽さんの抗議を遮るように詩織さんの携帯が鳴る、うーん着メロが銭形平次って所が渋い!

詩織「はいっ」

神楽「僕だって本気を出せば妖魔の1匹や2匹くらい・・・・・」

詩織さん電話中も独り言のように熱弁をする神楽さんって・・・・
 あっちなみにここの喫茶店は携帯電話はOKなの。

神楽「妖魔なんて、素手でぶん殴ってKOしてやりますよ!」

詩織「そうか、それは助かるな。」

神楽「は?」

詩織「レベルBの妖魔犯罪だ、じっくり実力を見せて貰うぞ。」

神楽「び、Bですか・・・・・

詩織「すまん、麗奈、事件が起きた、恵梨の事は頼む。」

麗奈「ええっ!頼むって、

詩織「さっきも言ったように、低級の妖魔だ、心配いらんだろう、」
   「ほら、神楽行くぞ!」

神楽「せっ先輩、・・先程の話なんですけどね・・・

詩織「ああ、素手で殴って倒してくれるんだろ、期待してるぞ。」

神楽「いっ・・いや・・・・・・

恵梨「がんばってくださいねー家具屋さーん。」

麗奈「はは・・・はははは・・・・・