奇遇

その次の日の土曜日、あたしは詩織さんから仕事の依頼を受けて、待ち合わせ場所である、隣町の喫茶店に向かっていた。

 電車を降りて改札を抜け、駅前通りを抜け、待ち合わせ場所に向かう

 
 

恵梨「麗奈ちゃ〜ん!!」

麗奈「えっ?」

振り返ったあたしに向かって大きく手を振りながら走りよって来たのは、昨日お世話になった綾瀬恵梨さん。

恵梨「やっぱり麗奈ちゃんだ、こんな所であうなんて奇遇だね。」

麗奈「そうですね、」

恵梨「何々?ひょっとして彼氏とデート??」
   「ん?そのおおきな鞄は、まさか、お泊りとか・・・・」

麗奈「えっ?、ちっ違います!!そんな、あたし彼氏なんていません!!」

うっ必死に否定するのもなんだか寂しい・・・でも見栄を張ってもしかたないしね・・・
それに鞄の中身もね・・・・・・

麗奈「えっ恵梨さんこそ、その・・、デートなんですか?」

恵梨「にゃは!へへ、実はあたしも彼氏いないのだ!。」

麗奈「うそ?」

恵梨「うそじゃないよ、」

麗奈「えっだって恵梨さんモテるんじゃ・・・・。」

恵梨「モテない、モテない。」

うーん何だか信じられないけど・・・

恵梨「あたしは、これからちょっと人と合うの、麗奈ちゃんは?」

麗奈「あっあたしは仕事・・じゃない、そのあたしもちょっと待ち合わせで・・・・」

恵梨「ふーん、でもその鞄大きいね、何が入ってるの?」

麗奈「これは、その・・・・色々と・・」

まさかこの中に退魔行用の沙希ちゃん特性コスチュームが入ってますなんていえないしね・・

恵梨「それじゃ!あたし待ち合わせ場所、この先の喫茶店なんだ。」

麗奈「えっ・・・あたしもそこなんですけど・・・」

なんて偶然、なんて話しながら一緒に待ち合わせ場所の喫茶店に向かって更にビックリ!
 店内に入ってあたしは依頼主である詩織さんの姿を見つけて、

恵梨「詩織さーん」
麗奈「詩織さーん」

見事にはもった!

恵梨「ええっ!!麗奈ちゃんの待ち合わせって」

麗奈「恵梨さんの相手って・・・・」

恵梨「詩織さん」
麗奈「詩織さん」

詩織「お、おう・・・・・・・・」