困惑
 

行く当ても無く、ただ歩き続けてあたしは、街外れの公園にいた。

カイザーの事、巨大な妖魔と戦わなければならない事、昨日からずーとその事だけを考えていた、考えても考えても、その使命の重さだけがあたしを押しつぶしそうだった。

正直,怖かった、今まで退魔師として妖魔と戦っては来たし、それなりに危ない目には会って来た、それでも、自分の霊術でなんとかなるレベルだった

でも今回は違った、自分の力なんかこれっぽっち通用しないような相手なんだ、
 それにカイザーはあたしが必要だっていうけど、あたしに何が出来るのだろうか
あたしなんかじゃなくて、他にもっとふさわしい人が居るんじゃないの・・・・・・

もし、あたしが負けたらこの世界は妖魔によって滅ぼされちゃうんじゃ・・・・・

この世界を守る・・・・・・・・・そんな事あたしに出来るの?

そんな考えがあたしを迷わせていた・・・・・・・

 その迷いのせいで詩織さんと沙希ちゃんからの携帯へのTELに出る事が出来なかった。
妖魔が現れたって、あたしどうしたらいいのか・・・・

涼子「こんな所にいらっしゃったのですね、探しましたわ。」

 
 
麗奈「涼子先輩・・・・・・・・